衆議院議員 鈴木隼人 政経セミナー

日 時:2025年6月16日 14:00~15:00

会 場:ルポール麴町 2階 「ロイヤルクリスタ」

司会・進行:鈴木 隼人衆議院議員

来賓挨拶:山東 昭子参議員議員

講 師:厚生労働省 前事務次官 大島  一博氏

略 歴:1964年熊本県生まれ
1987年厚生省入省
主に、介護保険、医療保険、総合政策調整に関わる業務を担当
内閣府、内閣官房に出向し、健康医療政策、一億総活躍推進などに従事
厚生労働省老健局長、大臣官房長、政策統括官を経て、2022年厚生労働事務次官、2024年7月退官

演 題:「人口減少と社会保障」
我が国の将来推計人口は2020年12,615万人から2070年には9,615万人、75年後の2,100年には出生率中位として6,278万人とおおきく減少することが予測される。

そのため、人口減少を踏まえた2つの対策が必要になる。

〇人口減少のスピードを緩和させる
「少子化を克服する対策」=定常化戦略・・・A

〇現在より小さい人口規模でも多様性に富んだ成長力のある社会を構築する「少子化に対応する対策」=「強靭化戦略」・・・B
A・Bの両方が必要(一体的に取り組む)

<令和時代の社会保障>
〇社会保障制度改革
 機能の強化 新たなつながり・支えあい デジタル・トランスフォーメーション(DX
 持続可能性の強化(サービス提供面+財政面
〇高齢化の取り組み
 ・介護職員の賃上げ
 それ以外の方策 
 ・IT活用・DX ・外国人介護人材積極受け入れ・フレイル予防(介護予防) 
 ・就労・生きがい活動支援などを丁寧に講演された。

当連盟から武内副委員長が参加した。